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死ぬときに瞳孔が開くのは何で?医者が瞳孔を見る理由

歳を重ねてくると“死”を意識し始めるという方も多いのではないでしょうか?

知り合いや家族にも死ぬ人が増えて来て、遺体を直接見る機会も増えてきます。

人が死ぬ際には、お医者さんが目の瞳孔を確認しますよね。

これは死を判断するためですが、一体どのようにして判断しているのでしょうか?

瞳孔(どうこう)って何?役割について

そもそも瞳孔とは何なのかご存知ですか?場所で言うと、私たちの黒目のちょうど真ん中の部分にあります。

一般的に“黒目”と言うと、「虹彩(こうさい)」と「瞳孔」の両方を合わせた色のついた部分を指しますが、そのうち中央の真っ黒な箇所が瞳孔です。その周辺にある、濃い茶色の部分が「虹彩」となっています。

この2つは連動していて、目に入る光を調整する重要な役割を持っています。瞳孔は、光を受け取る入口のような存在です。

私たちは日々いろいろな光を感じていますが、時には眩しさを覚えることもありますよね。眩しいと人間の目には大きな負担がかかってしまいます。これを抑える役割を持っているのが、瞳孔の周りにある虹彩です。

虹彩は拡大・縮小することによって瞳孔の大きさを変え、光の入る量を調整しています。瞳孔や虹彩は、カメラで言う所の“しぼり”みたいなものなんですね!

どうして死ぬ時に瞳孔が開くの?

それでは、死ぬ時に瞳孔が開く理由について説明しましょう。

さきほどの説明で、目に入り込む光を調整することが瞳孔の役割であることは分かったと思います。私たちは常に光とともに生活していますから、生きている人間は常に瞳孔を動かしているということでもあります。

瞳孔は、暗い時には光を求めて大きく開き、明るい時には光の量を減らすために小さく縮みます。そうすることで、自然と目を保護してくれているんですね。

こうした機能は、目の中にある神経を通して脳に指令が出されることで働いています。

ところが、人が死んでしまうとどうでしょうか。脳が活動していないので神経が反応せず、拡大や縮小を行わなくなります。

さきほど、瞳孔は明るい時に小さくなると説明しましたよね。つまり、瞳孔に光を当てて小さくならないことは、脳に神経信号が伝わっていないということになります。

この仕組みを利用して瞳孔が開くままかチェックすることで、お医者さんは人の死を判断しているんですね。

瞳孔が開く病気に注意!

瞳孔が開くままになってしまうのは、何も死んだ時に限ったことではありません。

目の病気によって、瞳孔が開く状態に陥ることもあります。

・緑内障発作

緑内障は失明のリスクがある病気としても有名ですよね。これがある日突然、急性の発作となってあらわれるケースがあるんです。これを「急性緑内障発作」と呼びます。目の神経に異常をきたすことで、眼圧が急激に上がってしまう病気です。神経が上手く機能しないので、光が入っても瞳孔が開くままになります。

・自律神経失調症

目の光を調節するためには、神経のはたらきが不可欠です。ところが、身体全体の神経がうまくコントロールできなくなる「自律神経失調症」を患うと、目の神経もはたらかなくなります。これによって、目の瞳孔が開いたままになることもあるようです。

まとめ

瞳孔といえばドラマなどでお医者さんが、人が死ぬシーンで瞳孔を見ることで有名ですね。

最後まで読んでいただきその機能についての知識を得たことによって、

私たちの日々の暮らしに欠かせない重要なはたらきを持っていることが分かったと思います。

生きている私たちでも瞳孔に異常がある時、

うまく働いてくれていないと感じた時には必ず病院へ行くようにしましょう。

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