シェアする

  • このエントリーをはてなブックマークに追加

目にはどんな部位があるの?【断面図付きで解説】

人体の部位の中でも重要な役割を持っている「目」。

目は様々な部位で構成されています。小学生や中学生のころに、理科の授業で習ったこともあるかもしれませんが、おそらくあまり覚えていないでしょう。

今回は目にどのような部位があるのかを見てみましょう。

目の断面図はこんな風になっている!

さっそく目がどのようになっているのかを、断面図で見てみましょう。

図に各部位の名称を書き込んでいます。

今回は10個の目の部位について紹介していきます。

目の作りを図に表すと非常にシンプルに見えますが、それぞれの部位がうまく作用しあうことで、人間は世界を目で見て認識できるようになっています。

目の部位一覧

では先ほどの断面図を基に、それぞれの部位を細かくみていくことにしましょう。

1.角膜

黒目の表面を覆っている角膜。目の中でも最も外に出ている部分です。

角膜自体は透明ですが、実は角膜上皮、角膜実質、角膜内皮の3層構造になっています。

3層構造で強固に守れられているようですね。

2.虹彩

虹彩は目に入ってくる光の量を調整する部分です。暗いところでは光を多く取り入れるために虹彩が開き、明るいところでは光を制限するために虹彩が閉じるようです。

医療ドラマで、目にライトを当てて死亡確認をしているシーンをよく目にしますよね。

あれはライトを当てることで、虹彩が動き光の量を調整するはずですが、死亡している場合は虹彩が動かなくなっています。それを判断するために行っているんですね。

3.毛様体

人は近くのものと遠くのものを見分ける時、自然とピントを合わせながら見ています。このピントを合わせる時に活躍するのが毛様体です。

この毛様体は後述する水晶体の厚さを変えるために働きます。

近くのものを見る時には毛様体が緊張して水晶体を分厚くします。反対に遠くのものを見る時には、毛様体が緩んで水晶体を薄くします。

ピントが合わない。目が疲れている。という人は、この毛様体が常に緊張しているなどして見えにくくなっている場合が多いようです。

4.水晶体

目のピントを合わせる際に、毛様体と同じくらい重要な役割を担っているのが水晶体です。

水晶体は厚さの変わる虫メガネのレンズのようなもので、毛様体が働くことで厚さが変わり、ピントを合わせることができます。

この水晶体は厚さがかわるというくらいですから、柔らかいものです。しかし年齢を重ねると水晶体が硬くなっていき、ピントが合わせづらくなり、これが老眼になるようです。

また水晶体が白く濁ってくると白内障となります。

5.ガラス体

目の大部分を占めていて、透明のゲル状になっています。

ガラス体といっても硬いわけではないんですね。

目の中にガラス体があることで、目の形を維持する働きをしています。
おそろしいのであまり想像したくはないですが、仮に目の形が変わってしまえば、ピントも合わなくなってしまいますよね。

またこのガラス体に不純物が混ざると、視界に黒い点が現れる原因になります。

6.強膜

強膜は目の一番外側を覆っている部分で、白目とも呼ばれます。こちらも目の形を維持する役割があります。

人間の目は、動物界では特有のものです。

強膜(白目)部分がこれほどまでに露出しているのは人間くらい。

人間は、目の動きも非言語コミュニケーションとしての役割を兼ねていることから、この形に適応したのではと考えられている。

7.脈絡膜

ここまで紹介した部位は、聞いたことがあるものばかりだったかと思いますが、脈絡膜はあまり聞きなれませんよね。

しかしこの脈絡膜は目の中でも働くことの多い部位です。

脈絡膜内には多くの血管が通っているため、栄養素を目に届けたり、老廃物を排出したりしてくれています。

8.網膜

目の一番内側を覆っているのが網膜です。よくカメラのフィルムに例えられますね。

角膜から入ってきた光が水晶体によってピントを合わしながら、光が網膜に届くことで映像を認識できます。

この網膜がはがれてしまうことで、網膜剥離という病気になります。

9.黄斑

黄斑は網膜の一部で、網膜中心部で視細胞が密集しているところです。

黄斑は視細胞が密集していることもあり、視力に大きくかかわる部分で、黄斑の機能が低下すると視力が急激に下がることになってしまいます。

10.視神経

最後は視神経です。網膜に移った映像を、この視神経を通して脳に伝達します。これによって人間は見た世界を認識できるようになります。

ここまで紹介してきた9つの部位が全て正常であっても、視神経に問題があると視野が欠けてしまうといった症状が出ます。

まとめ

目を構成する主な部位10個を詳しく見ていきました。

見てもらえれば分かるかと思いますが、どの部位もそれぞれ重要な役割を持っていて、どれか1つでも問題が起きてしまうと、目の見え方に影響が出てしまいます。

最近はパソコンやスマホを使用することが多いかと思います。

私達が世界を見るために日々頑張ってくれている目を傷つけないよう、大切に扱っていきましょう!

広告
めにゅー