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遠くも近くも勝手にピントが合う目!水晶体と毛様体筋とは

カメラや目の機能でよく「ピントを合わせる」という言葉が使われますが、

具体的にはどういう意味なのか知っていますか?

いざ「説明して」と言われると困ってしまう人も多いのではないでしょうか?

ピントと目の機能について学び、いざという時に答えられるようにしておきましょう!

“ピントが合う”ってどういうことなの?

写真をとるのに失敗した時、よく「ピントが合っていない」「ピンぼけしている」と言ったりしますよね。「ピンぼけ」の“ピン”はピントの略です。私たちの目にもピントを合わせる機能が備わっています。そもそも、ピントが合うとはどういうことなのでしょうか?

ピントとは、日本語で簡単に言うと「焦点(しょうてん)」です。焦点は、レンズから取り込んだ光が屈折して光の線が集められるポイントのことを指します。

カメラや私たちの目は、レンズによって広い範囲から光を集めて視界の情報を得ています。でも、この光がバラバラに入ってきたらどうでしょうか?情報がバラバラになってしまうので、ゆがんだような見え方になってしまいます。これが、いわゆる「ピンぼけ」です。

見えている情報を正しく映すためには、目の機能を使って光の焦点を合わせ、情報を集約する必要があります。これが、「ピントを合わせる」ということです。

ピントを合わせるには「水晶体」が不可欠!

それでは、私たちの目はどのようにしてピントを合わせているのでしょうか?

さきほど焦点の説明をした際に、「レンズから取り込んだ光が屈折して…」と言いましたよね。そうです、私たちの目はレンズを使ってピントを合わせているんです。カメラにもレンズってありますよね。

私たちの目でレンズの役割をしているのは「水晶体」と呼ばれる部分です。光を受け入れやすいように、目の中央の前方に位置しています。水晶体は、光を屈折させて目の中に取り入れる役割を持っています。

屈折って、理科の授業でも習いましたよね!水などを通ることによって、光が曲がる現象のことです。水晶体は、この特徴を利用して正しい方向に光を集めています。

つまり水晶体とは、ピントを合わせるために欠かせない光の入口なんですね。

水晶体を動かすには筋肉が必要!?「毛様体筋」とは

目の中に光を集めるためには、水晶体が必要であることが分かったと思います。でも、水晶体がいくら光を屈折させるからと言ってレンズ自体に変化がなければ、同じ方向からしか光の情報が集まりませんよね。

そこで、活躍するのが「毛様体筋(もうようたいきん)」です。毛様体筋とは目の中にある筋肉で、水晶体を動かす役割を持っています。

人間が近くの物を見る時、毛様体筋に力が加わることで水晶体が膨らみます。逆に、遠くを見る時には筋肉がゆるくなり、水晶体を平らにしています。

このようにして水晶体に変化をつけることで、見たいと思う物体の距離から正しい光の情報を自然と得ているのです。つまり、人間の目は筋肉でレンズを調整しながら、自然にピントを合わせているんですね。

まとめ

「ピントを合わせる」と言葉で言うのは簡単です。

しかし、私たちの目の中では水晶体や毛様体筋を駆使した複雑な処理が行われています。

その複雑なことが物を見るだけで自然と行われるわけですから、

人間の目ってよくできているんだなぁ…と、しみじみ感じさせられますね。

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