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【悲しい時には涙が】涙はどういう仕組みで流れてるの?

人はどうして涙を流すか、その仕組みを子どもに聞かれて答えられますか?

悔しい時、悲しい時、玉ねぎを切った時、タンスの角に小指をぶつけた時、人間は色んなシチュエーションで泣くことがありますよね。

実は人が涙を流す時、場面によって体の反応の種類が異なっています。

そして、それぞれの目的にも違いがあるんです!

意外と深~い涙の仕組みに関する知識、あなたはご存知ですか?

涙の基本的な仕組みと役割

私たちの身体は、皮膚や筋肉によって身体を覆うことで、心臓などの臓器が守られていますよね。

ところが、目はどうでしょうか?

目を皮膚や筋肉で覆ってしまうと…、まぶたを閉じた時と同じで当然、見えなくて困ります。

目は言ってみれば、剥き出しの臓器のようなもので、そのうえ乾燥にも弱いというとてもデリケートな器官なんです。

そんな目を守るためには、涙によって常に目を保護し続けなくてはなりません。そのために基本的に私たちの目には常にうっすら涙が流れている仕組みとなっています。

それだけではありません。なんと、涙は目の組織に栄養を運ぶ役割も果たしているんです!
他にも、目に入った異物を洗い流すことでも有名ですね。涙には殺菌成分も含まれており洗浄力にも優れています。

ここにあげた理由だけでもわかるように非常に万能な液体なのです!!

人が涙を流す3つのパターン

それでは何故人が涙を流すのか…。
今回は哲学的な話ではなく、科学的な目線から仕組みを解説します!

人が泣く際には、3つのパターンがあると言われています。

1.基礎分泌

眼球や網膜など、目の組織の健康を維持するために行われる生理的な現象です。

上の役割で説明したものが、これに当たります。感情とは一切関係なく、涙が自然に少しずつ供給されていくのが特徴です。

自然界のあらゆる動物にも、このはたらきが備わっています。

2.刺激性分泌

名前の通り、外から刺激を受けた際、反射的に流れる涙です。

目に虫や汁が入ってしまった時など、思わぬ物理的な刺激が起きた時に涙が出ます。

玉ねぎのみじん切りでこぼれる涙はこれが原因です。こちらも基本的には、感情の要素は含みません。

3.情動性分泌

ドラマなどを見て感動した時や、スポーツなどで勝利してうれし泣きする時、大切な人と別れを経験した時に流す、感情によってでる涙です。

感情を伴うのが特徴で、生物の中で唯一人間だけが持つといわれるはたらきです。

感情的な泣き方はストレス解消に抜群!?

やはり気になるのは、3つめの感情を伴う「情動性分泌」ですよね。

実は、何故このような泣き方をするのかについては、未だに科学的な理由が分かっていません。しかし、情動性分泌を行うことは、ストレスの解消に繋がることが判明しています。

涙を流す直前、人は感情が高まるので「交感神経」が活発になります。そして、涙をポロポロと流して感情を放出する事で、リラックスするための「副交感神経」が働くようになります。

神経を頂点まで昂ぶらせてから、急降下するようにリラックスする神経へ移行することで、たまっていたストレスが解消されるのです。つまり、感情の高ぶりで流れる涙はストレスを発散させる仕組みも持っているんですね。

まとめ

涙と言うと、どうしても悲しいイメージが先行しがちですが、仕組みを理解すればポジティブにとらえられる点が多いことが分かると思います。

休日は映画などを見てあえて大泣きして、ストレスを発散する日を作ってみるのも良いかもしれませんね。

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