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【人体の不思議】人間の目はなんで2つなの?

「人間の目はなんで2つなの?」

子供から聞かれそうな質問ですね。人間の目は2つ。
その2つは近い位置に並んでついています。

それは「物を立体的に見ることができる」ためです。
そして私たちは、2つの目で微妙に違う像を見ているはずなのに、実際は綺麗な1つの像と認識できます。この「右の目と左の目の両方で見て、物を単一物として見る機能」を両眼視機能と言います。

両眼視の仕組み

私たちは目で見た物を大脳で重ね合わせて1つの物と認識します。その機能には3段階あり

1.同時視
  ↓
2.融像
  ↓
3.立体視

となります。
異なった図形を同時に両眼で見て(同時視)、1つの物として大脳が感じ(融像)、そこで立体感が生まれます(立体視)。同時視できなければ融像の機能は働きませんし、立体感も得られません。

この機能は生後2~3ヶ月から発達し、6歳までに完成するとされているので、それまでに獲得されなければずっと両眼視はできないままと言われています。

両眼視できないとどうなる?

両眼視できないと斜視になりますし、逆に斜視があると両眼視できなくなります。両眼視と斜視はこのように密接に関連しています。

斜視がある人は、両目で異なる物を見るため、物が二重に見えたり物がくっついて見えたりするはずですが、脳の機能により斜視のある目からは入る像を打ち消してしまうようになります。これを抑制といいます。つまり両眼視できなくなるのです。その為放置しておくと弱視になるため、早急に治療が必要です。

赤ちゃんの時から様子をよく観察し、記録を残しておくことも診断に役立ちます。
斜視は全体の2%程の人にみられますので、珍しい病気ではありませんよね。

目が2つじゃない生き物はいる?

厳密に言えば…いないようです。

しかし2つの目にプラスして、光を感じ取り明るさを識別するための頭頂眼とよばれるものを持った動物はいるようですよ!ムカシトカゲやカマキリがそれにあたります。3つの目をもっていると呼ばれることがあるそうです。

またひとつ眼の生き物も…。それはミジンコなどのことで、厳密には光を感じるだけの眼点ですので目とは違いますね。

ヒトは進化の過程において、木の上で生活で枝から枝へと移動したり、木の実を取ったりする必要がありました。立体感があれば、枝や実をしっかりと掴むことができます。私たちの目は進化し、生き残るために2つ必要だったのです。

まとめ

1.両眼視の仕組み
両眼視機能は3段階
2.両眼視できないとどうなる?
両眼視と斜視は密接な関係
3.目が2つじゃない生き物はいる?
光を識別する頭頂眼を持つ生き物や、眼点をもつ生き物がいる

人間は目と脳で物を見る機能を果たしているんですね。そして6歳までに両眼視機能を得る必要があります。お子さんの目の向きが少し気になる、という場合は早めにお医者さんに相談しておくといいですね。

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